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酵素剤スクラーゼ™ N

基原

Aspergillus niger (黒麹菌)

力価

  • ペクチナーゼ力価:150,000u/g 以上

特長

  1. 1.高いペクチン分解力を有し、各種果汁に対して優れた清澄力を示します。
  2. 2.梅や柑橘などの比較的低いpHの果汁にも使用できます。
  3. 3.広い条件下で使用できます。

成分及び重量%

成分名 配合量
ペクチナーゼ 100%

用途

果汁の清澄・ろ過促進、ワインの清澄、植物組織の分解

標準添加量(%)

  • ぶどう:0.01~0.04
  • りんご:0.005~0.02
  • かんきつ類:0.01~0.03
  • 桃:0.02~0.05
  • 梅:0.02~0.05
  • いちご:0.01~0.03
  • あんず:0.01~0.04
  • 洋梨:0.01~0.04

包装形態

  • 1kg:ポリ袋・紙箱
  • 10kg:ポリ袋・ダンボール箱

表示方法

/ペクチナーゼ、/酵素、表示なし

※最終商品において熱失活されたり、除去されたりしていて酵素としての本質を有しない場合は加工助剤となり表示免除となります。

酵素特性(pH、温度)

pH活性

pH安定性

温度活性

温度安定性

加熱処理条件と酵素活性

実用試験

スクラーゼ™Nによるリンゴ果汁清澄試験

方法

青森県産リンゴ(サンつがる)をジューサーで圧搾、ガーゼでろ過して得た果汁に対して、スクラーゼ™N 50 ppmを添加し、40℃で60分間酵素反応をおこなった。

酵素処理直後

遠心分離(5,000 rpm、5分)により沈殿除去

結論

リンゴ果汁に対しては、スクラーゼ™N 50 ppmの添加により沈殿除去効果が見られた。

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