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酵素剤コクラーゼ™・P顆粒

基原

Aspergillus oryzae (麹菌)

力価

  • たんぱく消化力:48,000~62,000 u/g

特長

プロテアーゼは基原によって作用や特性が異なり、用途に応じた幅広い使い分けがされています。
コクラーゼ™・P顆粒は、以下のような特長をもっています。

  1. 1.コクラーゼ™・P顆粒は清酒や醤油造りに使われる麹菌から抽出された酵素です。
  2. 2.酸性・中性・アルカリ性プロテアーゼをバランスよく含んだ酵素です。
  3. 3.他の酵素に比べ、分解物において苦味が発現しにくい傾向があります。
  4. 4.顆粒剤のため、作業時に粉塵が発生しにくくなっております。

成分及び重量%

成分名 配合量
プロテアーゼ 100%

用途

たんぱく質の分解、クラッカー等製菓・製パンの生地改良、清酒・味醂のおり下げ、味噌・醤油・肉エキスの製造、食肉の軟化などの目的で原料に対して0.03~0.1%程度添加します。

包装形態

  • 1kg:ポリ袋・カートン箱
  • 10kg:ポリ袋・カートン箱

表示方法

/プロテアーゼ、/酵素、表示なし

※最終商品において熱失活されたり、除去されたりしていて酵素としての本質を有しない場合は加工助剤となり表示免除となります。

酵素特性(pH、温度)

pH活性

pH安定性

温度活性

温度安定性

加熱処理条件と酵素活性

味覚センサーによるタンパク分解物の苦味評価

サンプル
コントロール:カゼインNa
酵素添加群:カゼインNaに各酵素を添加し分解したもの(55℃、1hr)
測定方法
Alpha M.O.S.社ASTREE
解析方法
主成分分析

コクラーゼ™・P顆粒は、他のプロテアーゼに比べ分解による苦味が生じにくい傾向にあります。

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たんぱく質加工
製菓・製パン(小麦粉改質)

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